住友金属工業と住友商事は、米国の車輪・車軸メーカーであるStandard Steelの持株会社Steel Wheel Acquisition Corporationを買収することで合意した。

Standard Steelは、200 年以上の歴史をもち、ハイエンド車輪市場で優位な地位を保ってる。

Standard Steelを子会社化することは、ものづくりの基盤である国内製造拠点を強化すると同時に、海外の成長市場で現地生産するという住友金属工業の基本戦略の一環。

世界最大級で、成長も見込まれる北米市場でのプレゼンスをまず高め、将来は欧州・アジア諸国などグローバル市場への展開を目指す。

買収価格は、340 百万ドル程度。

買収後の株主構成は、住友金属90%、住友商事10%。

買収時期は、2011年末までに実行する予定。