新興プランテックは、JXTGホールディングス子会社で建設工事・保全工事の設計・施工を手がけるJXエンジニアリング(横浜市。完成工事高501億円、営業利益20億円、純資産175億円)と2019年4月1日に合併することで基本合意したと発表した。統合により、プラントメンテナンスの国内リーディングカンパニーを目指す。JXエンジニアリングはJXTGグループをはじめ、石油・石油化学、金属・機能性材料、石油物流、電力など幅広い業界に対し、各種プラント、タンク、建築物などの基本設計、設計、調達から建設までのEPC業務、試運転業務、運転開始後のメンテナンス業務まで幅広く手がける。石油製品需要減退に伴う設備エンジニアリング市場の縮小、既存設備の高経年化に伴うメンテナンス需要の高まりなどの事業環境変化を見据え、経営統合協議を進めることにした。新興プランテックの筆頭株主はJXTGホールディングス(3月末の所有割合13.2%)。合併比率、合併後の会社の名称、代表者、役員構成などは現時点で未定。新興プランテックは東証一部上場を維持する。

追記事項
2018-12-20
新興プランテックを存続会社とする吸収合併となる。
合併比率は新興プランテック1:JXエンジニアリング9.2で、JXエンジニアリングの株式1株に対して新興プランテックの株式9.2株を割り当てる。実行予定日は2019年7月1日。