ソニーは、東芝が大分県に所有する半導体製造関連施設、設備、その他関連資産の一部を取得すると発表した。取得の対象となるのは、大分工場の300mmウェーハ生産ラインの製造関連施設。ソニーは取得後、完全子会社のソニーセミコンダクタの製造拠点の1つとして、カメラに使うCMOS(相補性金属酸化膜半導体)イメージセンサーの製造に使用する。東芝はシステムLSI事業でCMOSイメージセンサーから撤退し、技術優位性の高い製品に資源を投入することで同事業の収益力改善を図る。取得価額は非公表。取得は2015年度中の予定。